([本]のメルマガ vol.351より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第25回 図書館の平等について 図書館員は、長年に渡ってコツコツと資料を蓄積するという仕事柄か、保 守的な人が少なくないようだ。 公共図書館が利用者の貸出履歴を活用することについて、…

([本]のメルマガ vol.345より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第24回 導線をどう描くか 昨年11月に、パシフィコ横浜で第10回図書館総合展が開催された。 そこで、新聞や雑誌、法令や企業情報など様々なオンラインデータベース 紹介を見ていて思ったこと…

([本]のメルマガ vol.339より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第23回 ほんの一部だけ 公共図書館に求められる機能は年々拡大し続けている。 ビジネス・学校・子育て支援、行政、医療、法務、地域関連の情報提供な ど、求められるサービスは多岐にわたっ…

「ず・ぼん14」(ポット出版)掲載『ゆうき図書館のインターネット構想。』。 http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0118-7.html

([本]のメルマガ vol.333より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第22回 雑誌目次データはどうなる? 先月から、TRCが雑誌データのサービスを開始している。 図書・映像資料データベースと流通サービスを統合した図書館専用webシ ステム「TOOLi」(ツー…

([本]のメルマガ vol.327より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第21回 パーソナライズドサービスの導入策 ホームページをどんなデザインにするか、そこでどんなサービスを提供す るかは、普段から司書の間で大きな関心事になっている。 ホームページを通…

([本]のメルマガ vol.321より) - ■「図書館の壁の穴」/ 田圃兎 - 第20回 図書館サービスと数字の危うい関係 ここ数年、新しく図書館をつくる自治体が増えているが、開館からわずか 数年で、本を買う予算が大幅に減ってしまう館が目立つ。 例えば僕のいる…

([本]のメルマガ vol.315より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第19回 発想の転換について 僕が大学図書館から公共図書館に移った2002年頃、公共図書館のシステム に関する話題は、ICタグをはじめとした業務省力化の話が中心だった。 システムによって…

([本]のメルマガ vol.309より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第18回 それでも図書館は続く 今回は、4月稼動予定の新図書館システムについて、紹介しようと思って いたのだが、残念ながらそうもいかなくなってしまった。 市役所の都合で、新システム導…

([本]のメルマガ vol.303より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第17回 ICタグについて 最近、ICタグを採用する図書館が急速に増えている。 先日横浜で行われた図書館総合展には、ICタグ関係の製品を扱う企業が 20社近く出展していて、どのブースも…

([本]のメルマガ vol.297より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第16回 新しいシステムを考え続けること 最近、「今後の図書館システムの方向性について」という報告書が、国立 大学図書館協会より公開された。 この報告書の主な内容は、従来の本を管理す…

([本]のメルマガ vol.291より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第15回 新図書館システム導入リポート 毎年、多くの図書館ホームページで、本の予約ができるようになったり、 携帯電話から蔵書を検索できるようになったりと、機能がどんどん拡張され てい…

([本]のメルマガ vol.285より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第14回 本を買うこと、もらうこと 利用者の資料要求に応えられない時ほど、司書としてくやしいことはない 。「ありません」でおしまいではなく、求められた資料は本や雑誌に書かれ たことな…

([本]のメルマガ vol.279より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第13回 図書館業務委託の先にあるもの 自分の住む地域に公共図書館が必要かどうかを考えている人は、いったい どれだけいるのだろう? 恐らく、毎年数百万とか数千万円の本を買っているとい…

([本]のメルマガ vol.273より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第12回 「共同アウトソーシング推進」を考える 「すべての自治体がおちこぼれることなく、電子自治体を構築しましょう 」という政策が、総務省主導で推進されている。 住基ネットがその代表…

([本]のメルマガ vol.267より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第11回 図書館とオンライン書店今年の夏、アメリカのAmazon.comが図書館向けのサービス「Library Processing」を発表した。 プレスリリースによると、書籍やメディアを購入する図書館は、目…

([本]のメルマガ vol.261より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第10回 ニーズはつくるもの最近よく思うのだが、図書館というのは利用の多寡よりも、そこに行けばい つでも資料を手にとって読めるという安心感のようなものが、当たり前のよ うだが案外重…

([本]のメルマガ vol.255より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第9回 図書館ホームページを考える。図書館のホームページは、この先どんな情報が得られるようになれば、もっ と便利でより使いたいものになるだろうか。ホームページは、所在地や利用案内、…

([本]のメルマガ vol.249より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第8回 雑誌記事を探せるようにしたい! 雑誌記事を図書館で探す場合、まずは端末で検索する方が断然効率が良い 場合が多い。 終刊になった雑誌や、何年も前のバックナンバーは、書庫で保存さ…

([本]のメルマガ vol.243より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第7回 デジタル資料の保存 インターネット上の情報を、文化資産として将来の世代のため蓄積し保存 するという、国立国会図書館のWebアーカイビングプロジェクトWARP(インタ ーネット資源蓄積…

([本]のメルマガ vol.237より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第6回 情報収集図書館で、来年度導入するオンラインデータベースを物色していたところ、 面白いものを発見した。今回は「情報発信?」を書く予定を変更し、そのデ ータベースを紹介したい。大…

([本]のメルマガ vol.231より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第5回 情報発信① 僕のいる図書館は、開館して2年目になる。初年度は開館して通常業務を 回転させるだけで精一杯だったが、そろそろ積極的に仕掛けるような運営を 開始したいと思っている。 …

([本]のメルマガ vol.225より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第4回 負けない司書の戦術 最近の公共図書館は、どんどんサービスを拡大している。 ビジネスに役立つ図書館として、起業支援を行う例などは、テレビでもよ く取り上げられている。 開館時間…

([本]のメルマガ vol.219より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第3回 公共図書館がなぜ必要なのか 店内に椅子をたくさん置いたり、飲食しながら本を選べる大型書店が増え ている。そんな居心地がよい書店が近くにあれば、図書館を必要とする人は 減るのだ…

([本]のメルマガ vol.213より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第2回 図書館をつくるときに考えたこと 前回、新しく図書館を作る際には、行政職員主体ではなく、図書館づくり のプロと呼ぶに値するような人が一貫してやらなければ難しい、と書いた。 図書…

([本]のメルマガ vol.207より) - ■「図書館の壁の穴」/田圃兎 - 第1回 まずはコンセプトを考えよう 僕の知っている郊外の国道沿いの風景は、どこも似たような感じがする。 ファミレス、家電量販店、ディスカウントストア、大型書店など、様々なチ ェーン店…

「2004構造改革下の公共図書館」(財団法人高度映像情報センター)掲載『結城市民情報センター・ゆうき図書館 システム構想とサービス計画について』 http://www.dvd.ne.jp/c-chousa/c-01/2004/c-012004.html

「情報の科学と技術」54(1),50-55,20040101 http://ci.nii.ac.jp/naid/10016755004